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川崎定期演奏会 第19回
2009年2月22日(日)14:00開演
ミューザ川崎シンフォニーホール
シューベルト イタリア風序曲 第2番 ハ長調 D.591
リスト 死の舞踏
マーラー 交響曲第7番 ホ短調「夜の歌」
指揮 飯森 範親
ピアノ 岡田 博美
管弦楽 東京交響楽団
コンマス グレブ・ニキティン
今日のお席は、P席。
初めてP席座ったんですが、ホントに指揮者と真正面で、笑っちゃいますね。こりゃ
指揮者ミーハーにはたまらないお席ですね。
そして指揮者の背後には、正しいクラシックファンの皆さま方がお座りになるS席が控えていらっしゃると
えー、正直に申し上げて、シューベルトは、いまいち面白さがわかりませんでした(笑)
イタリア風ねぇ……。うーん。
まあ、本人がつけたタイトルじゃないらしいし。
というか、面白さがわからないまま終わってしまったかんじでしたです。
リストは、最高に楽しかった!
ピアニストのこじんまりしたおじさん(失礼!)が出てきたときは、おいおい大丈夫なのか、と余計な心配でしたが、最初の低音の叩きつけるような音を聴いて一気にワクテカ感が!!
「怒りの日」をモチーフにした楽曲だそうで、オドロオドロしいのですが、なんというか、P席で、ピアノ鍵盤の真正面(いや、真横?)でもあったから、鍵盤を駆け巡るピアニストの指も丸見えで、視覚的にも音的にも楽しませていただきました。
さすがリスト。超絶!
これをのだめが演奏したら、ホーンテッドマンションになるな、と思った。
オドロオドロしいけど、なんか楽しい
で、休憩挟んで、メインのマーラー。
悲しいマーラーでした
いや、飯森さんのせいじゃない。オケのせいでもない。
私の背後に、ひとりのおじいちゃんが座ってたですよ。お隣には介添えの方も座ってらして。
そのおじいちゃん、マーラー演奏中、ずーーーっと、通奏低音のように、「うぅぅぅぅ……」って声を出すんだもん
特に第四楽章の緩徐楽章で。
しかも、シャカシャカ音の出る上着を着ていて、身動きするたびに、シャカシャカ……。
うぅぅぅ……シャカシャカ……うぅぅぅ……シャカシャカ
どうやらトイレを我慢していたらしく、とうとう第五楽章の前半戦で介添えの人に声をだして訴えて、途中退場していかれました。
トイレ近い方に、第五楽章までの、長ーーーいマーラーはどうなのでしょう。
そして、演奏中、ずーーっと、通奏低音で唸るのはどうなのでしょう。
そして、音の出る上着を着て、もぞもぞ動き続けるのはどうなのでしょう。
そして、介添えの人も気がつけよっっ!!!!
それじゃなくても、聴く側の集中力が試されるような夜の歌。
咲蘭さんの霞のような集中力では、おじいちゃんの騒音に勝つことができませんでした。きっと、マーラー好きなおじいちゃんなんだ。どうしても聴きたくて会場にきたんだ。おじいちゃんなんだから、トイレが近いのはしょうがないんだ。
ええ、そう思いますともさ。
でも。
でも。
でも。
私の、飯森さんのマーラー7番を返して~~~~!!!
もっかい集中して、ちゃんと聴きたいよぉぉぉおお!!
だって、おじいちゃん退場後の最終楽章の大盛り上がりときたら、ものすごかったんだもん。緩徐楽章だって、飯森さんいい表情で振っていたし、オケもがんばってたし、各首席のソロもよろしかったし、これ、集中して聴いてたら、絶対、ぶわ~~~っと感動できたハズなんだもんっ!!
前の席にいた、気難しそうなおじさんたちも、おざなりじゃない心からの拍手してたし。
消化不良なんだよぉぉぉおおおっっ
飯森さん、お願い。もっかい私のために演奏してください。
ありえない
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