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日々の繰り言を綴る日記

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このブログで日記を更新したのは、実に一年前の4月である。
のだめ後編を見に行ったことを嬉しげに書いている。
これだけ放置したので、今、わざわざこの日記を
巡回ルートに入れている人もほとんどいないだろ。

ということで、さらにだらけた日記をつづりやすい状況にw

ツィッターをやりだしてからというもの、短い文章ばかりで
長い文章を書くということをしていない。
あ、もちろん仕事では書いてますが、それとこれとは違うんで。
震災以来、原稿書きする脳内モードにならず、
そちらもすっかり放置ですみません状態。

ちょっと文章でも書いて、そろそろ準備体操でもせねばいかんということに。

親や姉や親戚がたくさん被災地にいるので
私の脳内はまだまだ震災モードなのだが、
東京に住んでいると、そろそろ周囲の人たちはそうでもない、
というギャップを感じ始めている。

もちろんニュースは連日原発か震災だけれど、
日常の生活はすっかり平常モード。
それは悪いことじゃなく、むしろ被災していない場所は
極力普通に生きて経済を回すことが、ひいては被災地に対する
支援にもなる、という理論はわかる。
ただ、そういう平常モードの人と、震災モードの自分の会話が
一瞬かみあわなくなることがあり、あ、しまったな、と思うことがある。
という、ただ、それだけ。

それにしても、実家に帰って、父と母と姉と会いたい。
姪と義兄にも。親戚のおばちゃんたちにも。いとこの兄ちゃんにも。

顔を見る。

それだけのために未解決事項を抱えたまま無謀に向かうのは
リスクが高すぎる。
むしろ問題を大きくする。

時期を待て。
待て待て待て。

テレビや動画や静止画で、被災した町はたくさん見た。
瓦礫の山。すっかり変わってしまった町並み。
でもそれはカメラのフレームを通してる。
カメラは本当にひどいところは映さない。

文藝春秋は震災特集だった。
その中に、内陸から沿岸に通じる道を切り開いた
担当者たちのレポが載っていた。
重機で落石などを片づけながら道を切り開いていた現場から
悲痛な声が届く。
「膨大な瓦礫に囲まれて進めません」
「そんなものバックホーでこじ開ければいいじゃないか!」
しばらくの沈黙ののち
「それが……普通の瓦礫じゃないんです」
「普通じゃない?」
「瓦礫の中に……人がたくさん」
この記事を読んだ瞬間、その光景が脳裡にイメージされた。
イメージしたけれど、きっと、本当はもっと悲惨な状況なはずだ。
そしてこれは、映画でもなければ、ドラマでもなく、まぎれもなく
ほんの1か月前の現実の光景だ。

たまらないよ。本当に。

ボランティアはつぎつぎ被災地に入っている。
それなのに私はいまだ自分の家にいる。
実家の家族が被災地にいるのに。
ぐちぐち言うぐらいなら行って来い。というお叱りの声もあろうけれど、
そうできない事情があるから、ぐちぐち言っている。
ぐちぐち言わなければ腹がふくるる状況にて、
言わせてくれ。
ここは自分のブログだから、こっそり吐かせてくれ。
行きたいのに、行けないんだよ。
ちくしょう。

支離滅裂。

 

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